あなたも私もすでに「お局」なのかもしれない
この記事を読んだ。
お局様が発生する職場の特徴と対策 | haniwa Press!
まぁなんといいますか、お局問題というのはとても根深くて。
「上司のマネジメント不足が…!」といっても、介入してもらったところで自体がさらにややこしくなり自分の立場がなくなる…なんてパターンがほとんどな気がします。要するに、下手に第3者を入れないようにしたほうがいいと思うのですね。
もうすでにお局化しちゃった相手をどうこうするよりも、上記記事でも書かれているように自分を「次のお局化」させないための方法を考えたほうが有益な気がしています。
標的にされていた人がお局化するというパターンを考えてみる
私自身、男女問わず八つ当たりの対象にされやすいタイプです。
小さい頃から同じ班の年上女子、自衛隊時代も今もよくわからない八つ当たりの矛先になることがけっこうあります。先日だって……とつらつら書きたいところですが本趣旨とだいぶズレるし単なる愚痴なのでその話はまた気が向いた時にでも。
はっと気づいた時には既にお局様であり、後輩に対して「注意じゃなくて嫌味を言い」、「感情的にものを言い」、「いじわる姑のように荒探しにせいを出し」、「常に周囲をびくつかせている」という訳だ。数年前は、あんなに素直な彼女達だったというのに。
自衛隊時代、女子寮の各部屋に0~1人程度はリーダー格=お局さんがいた。でも不思議なことに、そのお局さんがいなくなると、つい最近まで前お局さんに嫌味を言われていた人が次なるお局さんになっていたりしました。
お局さんになってしまう理由は本当にいろいろありすぎるのですが、個人的には「以前までお局さん(嫌味を言われていた人、言われやすかった人」がお局化していくパターンも多いような気がしました。まさに負のバトンリレー。
これまでさんざんやられていたのだから…!という反動のようなものでしょうか。このパターンが成立するならば、お局と呼ばれる人が誰かしらに辛く当たることがあるかぎりお局化の流れは止められないかもしれない。
上記の記事を読んで何よりショックだったのは、私自身にお局化する可能性がかなりあるかもしれないということでした。考えただけでゾッとする。でももうすでに、誰かにとってのお局になっていたとしたら…?
自分の存在を「お局的態度」で声高に叫んでしまうというのは、解りやすすぎる承認欲求でもある。
そう、「お局様」とは、「察してちゃん」であると同時に「構ってちゃん」であり、それを大人の女性が(自覚無自覚にかかわらず)自身に許してしまうからグロテスクなのである。
お局さんと呼ばれる人たちの中身はこれに尽きるんでしょうね。
自分の感情コントロールくらいちゃんとできる大人にならないとなぁと思う一方で「じゃぁ、そうなるためにどーすりゃええのんよ!」と怒る自分もいたりして。
以上、自戒を込めたエントリーですた。