人の失敗を願うな
タイガー・ウッズは試合中、たとえ自分が劣勢だろうと競争相手の成功を願っているのだという話を聞いた。ライバルのここぞ!なシーンで、「失敗しろ!」ではなく「彼のショットがうまくいきますように」と思っている、らしい。
相手の成功は、自分の成功。
相手の失敗は、自分の失敗。
誰かの失敗をイメージする=自分の失敗をイメージすることになる。頭の中に一切の失敗イメージを寄せ付けないってことね。
-----
この話を聞いてすぐ「これ、私にはできないわ」と思った。とてもじゃないけれど、自分の競争相手を応援できない。ペットボトルの蓋程度しかない、小さな我が心の器よ…。
でも一つだけ、そんな私にもできることがある。
最近気づいたのは、私自身、手持ちのタスクがわりとあるときのほうが精神的に安定していること。常に何か考えるようにしていれば、人の失敗を願うなんてしなくなるのだ!
おかげで、頭の中が悶々とし始めたら「あ、今私は暇なんだな」と思うようになってきた。自分以外のことを考えられるほど、余裕があるんだなと。そうすると、失敗を願うような思考に陥らないようになった。
これはおすすめ。とはいえ、考え事を増やしすぎるのもよくないので、調整が難しいのだけれども!