ナツキの雑記

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実践してみて感じた、里帰り出産のメリットまとめ

■ただいまー

改めまして、里帰り出産から自宅へ戻りました!相方の仕事の関係や気候、なにより息子君の体調と相談しつつこのタイミングになりました。結果、少し長居させていただいたのですが、とにかく何事もなく帰宅できてよかったです。

 

里帰りした当初は「実家に迷惑かけてないかなぁ」「自宅のほうがよかったかなぁ」などちょっと不安でしたが、振り返ってみると、私は里帰り出産してよかったと思いました。里帰り出産をしてみて感じたメリットを忘れないうちにまとめておきます。

 

1:出産準備に集中できた

これはわりと大きかったですね。今のご時世、ネットの発達で勤めている会社がどんなことをしているのか、何が話題なのかがわかります。それが妙にさみしく感じたりして…。だって、さみしくなっちゃうじゃないですか!ま、私は今回のような長期的なお休みをいただくのは社会人になって初だったので、より強くそう感じてしまうのかもしれないですが。

 

でも、私の場合は自宅と実家はかなり離れているので「気になるけど、どうにもできへんやん!」状態になります。すると、思考は自然に出産準備へと方向転換を始めます。初めの2週間くらいはうじうじしていましたが、それからは徐々に「出産に備えてアレを買っておこう」「これを準備しておこう」と考えられるようになっていました。出産を経験してみて、やはり思っていたよりも相当大変だったので、ちゃんと準備に集中しておいてよかったぁと思っています。

 

(出産時に「あれが足りない」「これがない!」状態になるとわりと大変なので、決してあなどらず、準備はしっかりしておいたほうがいいと思いますよ)

 

2:長らく会っていない地元の友達や親戚に思う存分会えた!

私はお休み入る前から一つだけやろうと決めていたことがあります。それが「お休み中に、長らく会えていない人に会いに行く!」というもの。高校を卒業してから地元を離れていたこともあって、幼馴染や同級生だけでなく、親戚とも疎遠になりつつあったので…。それに、息子君に「人の縁に恵まれるように」という願掛けをするために、生まれる前に、できるかぎりいろんな人にお腹を触ってもらおうと思っていたのです。

 

お休みに入る少し前から何人かに「会いたいんだけど?」メールを送信。スケジュールが合った人に片っ端から会いに行きました!こういうタイミングでもなければなかなか会えない人にも会いに行けたのがうれしかったですね。

 

3:産後の体調を整えることができた

噂には聞いていましたが…。出産直後の体はボロボロです。いや、それはもう、大変です。骨盤が広がった状態なので歩くことは座ることすらままならず、私の場合、咳をするだけで痛みを感じたりしていました。とはいえ、息子君はもう誕生しているので、そちらのお世話も待ったなしでスタートします。

 

そんななか、実家の両親や兄弟に私の生活面をあれこれ助けてもらえたのは助かりました。「甘えてんじゃねぇよ!」と言われてしまうとそれまでですが…。自宅にいたとしても相方には頼りにくいことも多々あったので、これも里帰り出産の大きなメリットだなぁと思いました。

 

4:自分のルーツを知ることができた

私だけかもしれないのですが、息子君がうまれてすぐのころは「これが私から生まれてきたんだ…」と驚いてばかりで、「親子なんだよ!」という実感するまで少し時間がかかりました。なんというか、「私が母親になっただなんて、まだ信じられない!」という気持ちだったというか、数日後にはまた独り身に戻れる気持ちがあったというか…。うう…うまく伝えられないのですが、とにかく息子君を「息子だ!」と実感するまでにちょっと時間がかかったんです。

 

そんな私を徐々に母親脳へシフトしてくれたのが、母親の経験談を元にした子育てHowtoでした。まぁ、母親の経験談を元にした子育てHowto=私のルーツ、なのですが。

 

「あんたを育ててた時はこうしてたんやで」「こういうときは、こうすれば喜ぶんちゃう?あんたもそうやったんやもん」「そろそろ○○する時期かなぁ。あんたもこんな感じやったんやで」などなど。聞けば聞くほど、改めて自分がどんなふうに育てられてきたのかを知ることができましたし、両親がどんな思いで私を見てきたのかも知ることができました。そこから、私はこれから息子君におしえてあげたいことやしてあげたいことなんかを考えられるようになったような気がします。

 

もちろん、あくまでも経験談を元にしているので、息子君に当てはまるかどうかは別。実際、「やってみたけどちゃうやん!」ということも中にはありました。Howto云々じゃなくて、単純に自分がわりと大切にされてきたんだなあというのがわかってうれしかった、という感じですかね。

 

5:親孝行(?)になった

相方や相方サイドの家族には少し悪いなぁと思いつつ、うまれたばかりの息子君を自分の両親にたくさん触れさせることができたのがよかったなぁと。

 

先ほども書いたとおり、私の場合は自宅と実家が結構離れています。ご近所じゃない分、なかなか両親と息子君を合わせてあげられないのが現状です。里帰り中、たくさん息子君を抱っこしてもらうことができたし。両親たちも「うまれたらあれをしてやろう、これをしてやろう」といろいろ考え てくれていたみたいで、その思いを少しでも叶えさせてあげられたのではないかと思います。

 

自宅へ戻る際、「ありがとう、いい時間を過ごさせてもらったよ」と母親に言われたときは、うかつに泣きそうになってしまいました。こちらこそありがとう。

 

■デメリットだってちゃんとありますよ!

もちろん、メリットばかりじゃないです。「旦那様に少しさみしい思いをさせてしまう」「役所関係の手続きの不備があると、対処できなくてわりと大変」「実家なので、それなりに気を使う」「うまれるまで、壮絶に暇」など、デメリットももちろんあります。ただ、私の場合は今の自宅周辺に頼れる人がいない、親戚もいない、という関係上、里帰り出産を選びました。

 

さてさて。思いついたままザーッと書いたので、ひょっとすると漏れがあるかもしれないですww。また思い出したら追記しまーす。