ナツキの雑記

思ったことをつらつら書いてます。

会社帰りの電車で遭遇した、長渕剛風おじさんから学んだこと

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先日、会社帰りの電車内にて。偶然隣に座っていた長渕剛風のおじさんのハナシです。

 

その日は私を中心に、右隣に赤ちゃんを抱っこした女性、左隣に長渕剛風のおじさん(めんどくさいので以下、長渕とします)が座っていました。

 

右隣の女性の赤ちゃんが私にちょっかいをだしてきてくれたのをきっかけに当初は2人で子育てについて話したりしていたのですが、そこへ長渕がすごく自然な感じでちょこちょこ入ってくるようになり、そのまま3人で話す流れへ。
※長渕があまりにも自然に話に入ってきたので、てっきり両隣の2人は知り合いだと思っていた。それくらい嫌な感じもなく、すすすーっと入っていたw

 

どうやら長渕には中学生と小学校高学年の息子がいるらしく、いわく「2人とも俺がしっかり育てたから、外へ出しても全然恥ずかしくない!」。イクメンというより、親バカ。

 

以下、そのときに聞いた長渕(仮名)による「俺が実践してきた教育ポイント」を思い出しながら書いてみます。

 

長渕(仮名)の「俺が実践してきた教育ポイント」

「ダメ!」以外の言葉で叱る

長渕によると「『ダメ!』という言葉は、その言葉自体にインパクトがあるだけでなく、人間の潜在意識にも影響を与えてしまうくらい強い力を持っている」とのこと。子どもに注意したり叱ったりする際に「ダメ!」を多用しすぎると、自分で判断することが苦手なタイプ(=新しいことに挑戦しづらくなる)になってしまう可能性があるため、できるかぎり「ダメ!」以外の言葉を使ったほうがいいというのです。

 

つまり、記事のようなことですね。

潜在意識は否定語を理解できない | nanapi [ナナピ]

 

これはいわゆる育児書などでもよくいわれていることなのですが、実践するのはわりと難しい…。よくないと思いながらもつい「ダメー!」と言ってしまうんですよね。

 

ちなみに、長渕はこの話を脳科学系の医療機関に勤めている友人から聞き、それ以来ずっと実践してきたのだそうです。

 

私「でも、つい『ダメ!』って言っちゃいますよねぇ。どんな感じで叱ってたんですか??」

長渕「わかるよ!だから俺、口で言う前にバコーンと小突くようにしてたぜ」

私「(…参考にならない上に、バコーンって音は小突く程度じゃ出ねぇよ!!)」

 

バランス感覚を養えるスポーツに挑戦させる

サッカーに野球、剣道…などなど、子どもに挑戦させてみたいスポーツはたくさんあるわけで。もちろん、その子が好きだと思ったことをおもいっきりさせてあげるのが一番だけれど、その前に「運動能力が高くなるようなスポーツをさせておきたい」という親は多いものです。

 

長渕もその1人だったようで、独学で調べまくった結果「どのスポーツにも対応可能にするには、バランス感覚を養う系スポーツをさせておくべきなのでは!」という結論へ至ったようです。てっきり「体幹を鍛える系」とか言い出すのかと思っていたので、ちょっとびっくり。

 

「バランス感覚」と言われてみて…たしかにそのとおりかも!と思った私。というのも、子どもって小学生くらいまではいくら筋トレしても筋肉りゅうりゅうにはなりづらいと聞いた覚えがあって。なので、その頃にすべきと言われているのが、自分の体をコントロールする力、つまり神経系を鍛える運動といわれているんですよね。

 

 バランス感覚かぁ。ということは、長渕は子どもにトランポリンとかさせたりしたのかしら…?

 

私「バランス感覚を養うために、お子さんに何をさせてたんですか??」

長渕「ふふふ…けん玉だよ、けん玉!」

 

え!けん玉…だと…!!

 

でも、調べてみるとけん玉はバランス感覚だけでなく集中力アップにもいいらしいです。けん玉さんSUGEEEEE!!と言いたい。

 

集中力・バランス感覚UP! ハワイでけん玉が大ブーム - 「生き方キレイ」をコーディネート|MYLOHAS

 

 年上、年下の友だちと知り合える場をつくる

これには、私も賛成です。同い年ももちろんいいけど、違う年齢の友だちがいるって、それだけで価値観も広がるし、話題も豊富になれると思っているので。

 

長渕は息子たちが幅広い年齢の友だちを作れるように、子育て支援センターだけでなく、子ども関連のイベントにも積極的に参加したのだそうです。

 

長渕「子どもつながりでの知り合いを作るっつーのは本当にいいよ。息子たちはそのおかげでわりと広い視野を持つようになったと思うし、遊び相手に不足してないし。あとアレだ、俺にとっても飲み友達不足にならないし!」

私「(よかったね、長渕!!)」

 

 そして電車は目的地へ

長渕はもっと話したそうだったけれど、私と女性は目的地に着いた(偶然同じだった)ので下車。長渕の熱弁中に夢の中へ旅立った子どもを抱っこしながら「…妙な人でしたが、お話がすごくおもしろかったですよね。私、たぶん、けん玉を買いますw」と女性。

 

うん、たしかにおもしろかった。すごく妙な人だったけど、嫌な感じがしなかった。多少自慢話が入っていたけど、押し付けがましくない感じがよかったのかもしれない。ポイントをわかりやすく話してくれていたところにも好感を持てていた気がしました。

あと、アレだ。身なりが「長渕剛風」だけど、中身は「息子命の親バカさん」というギャップのよかったのかもしれない!(※多少偏見が入っています!ごめんなさい

 

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「押し付けがましくなく」「相手にわかりやすく要点をまとめて」…長渕が私ともうひとりの女性の目線を意識して話してくれていた結果、おもしろい!やってみよう!と思わされたのかもしれない。こういうのって、やっぱり大事なんだよなぁとしみじみ…。

 

子育ての話もよかったけど、そういったところでも長渕から改めて学べた気がしました。

 

長渕、もう一度会えないかなぁと思っていたりします。