その言葉は、今日もちゃんと持ち歩いているか?
職業柄、企画したり取材したり記事を書いたり編集したりしているのですが、その都度、思い出すようにしている言葉があります。
一つ目が、以前お世話になった上司が言っていた「一時的なバズだけの一発屋芸人を目指してしまうのかどうか」というもの。
爆発的なバズだけどその場でしか読まれないものか、それとも長く読まれ続けるものか。どちらを選ぶのかというと、当然後者がいい。とはいえ、バズはほしい。そもそも、それすら狙うのが難しい。でも、それだけのために、短絡的なものを作る…というのかどうなんだろう?コンテンツの見直しやらなんやらするときに、そばに置くようにしている言葉です。
二つ目が、こちらも以前お世話になった上司がちらっといっていた「何事に対しても『私のほうが知っている』『私のほうができる』と思ってしまう人はライターにむいていない」という言葉。
こちらは取材だったり、はたまた誰かと接するときとかにそばに置くようにしている言葉です。
私は頭も良くないしすぐに調子に乗るし、なんなら人間的な器もペットボトルのフタ以下しかないような奴です。要するに、驕り高ぶることがないように、自分に対して使っているのですね。人を見下す人間だけにはなりたくない。
三つ目は、同僚が私にかけてくれた「自分ができることを一生懸命やればいい」というもの。
すぐ周りに流されるタイプなので、気持ちが焦りそうになったとき、そばに置いています。誰かに助けてもらったときも「私にできることで恩返ししよう」とか思えたりして、わりと重宝しています。
三つ目のもの以外は、私以外の誰かに向けて言っていたものだったりするのでちょっとあいまいになってきてはいるのですが!(ごめんなさい!!)
はたして、私はちゃんとできているのでしょうか。ずっとそう思っています。だから、いつもこの3つだけは持ち歩くようにしています。