ナツキの雑記

思ったことをつらつら書いてます。

「乙嫁語り」5巻、読んだよ!

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双子ちゃんが結婚します

非常に絵が美しく、なおかつ安定感があることで我が家でも評判な「乙嫁語り」。昨日、5巻を読みました。買ったのは先月なんですけどね…。読み忘れていたわけじゃないよ!読むタイミングがなかっただけなのよ!

 

前巻に続き、今回も双子ちゃんのお話でスタート。個人的には「え、そんな簡単に結婚相手を決めてしまっていいのかい!?」となりましたがw本作の中心となっている年の差夫婦よりもパワフルでテンポが気持ちいいし、まぁいいか!

 

ということで、今回の見せ場は「結婚式」。ご近所の女性陣が集結して料理に衣装に…と、わっさわっさと準備を進めていきます。一方で、男性陣は料理のための材料(すごく大量)を調達したり、人を集めたり…。非常ににぎやかな感じでした。

 

結婚式って目が回るほど賑やかだけど、さみしいよね

お母さんたちがあれこれと準備して、おじいちゃんおばあちゃんたちが「めでたいねぇ」なんていいながらニコニコしてて。当の本人たちがぽかーんとした状態になっていたりして…。自分も一応経験者なのですが、結婚式って自分たちもバタバタといそがしいけど、それ以上に周りの人たちも忙しくなるよね。実際、自分の結婚式のときは周りの人達の動きがいつもの2倍速くらいに思ってたわ…。国や文化は違えど、「結婚式」というのはどこも同じ雰囲気なんだなぁ。

 

むちゃくちゃ華やかで賑やかで楽しいけど、忘れちゃいけないのは、結婚式はほかのお家へ嫁ぐ式ってこと。いつでも会いにいけるし、家族の縁が切れたわけじゃない。でも、帰る家や自分の苗字が変わるって思っているよりも大きいことだし衝撃的です。私も結婚式の時にそれに( ゚д゚)ハッ!とさせられ、複雑な気持ちになりました。

 

双子ちゃんたちも賑やかだった結婚式が終わるとともに「ほかの家のお嫁さんになる」ことを実感して大泣き…。「二人っきりになるんだわ!」というセリフは印象的でした。これには双子ちゃんたちの各旦那さまも複雑な表情。私も当時、複雑な気持ちになっていることを相方に話しましたが「まぁ、戸籍上はもういないことになってるからね」とさらっと言われてしまいましたし。ちょっと、男の人にはわかりにくい感覚かもしれませんね。

 

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かなり描き込まれた絵なのに、定期的に単行本が発売されるのはうれしいなぁ。次巻からは再びのカルルク夫婦のお話に戻るんですかね。わいわい!